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京都友禅型に顔料を手摺り彩色を施しております。

紙はタイの桑科の（サーペーパー）を使用し、一枚一枚手作りの為、温かみのある作品です。

サーペーパーとは、600年以上前から、タイ・ビルマ国境にくらす山岳民族のカレン族によりつくられるようになった手漉きの紙です。

木を伐採することなく、自然に排出された素材を使用しているため、エコな素材として注目されています。

耐久性にも優れており、昔はノートを作るために使用されていました。

100年もの間保管することもできます。

現在はペーパーフラワーをはじめ、ギフト梱包紙、挨拶状、ギフトボックス、傘やランプシェードなど様々な製品がつくられています。

【小林　由枝】

京都・下鴨生まれ。大学で日本画を学び、卒業後は本、雑誌、広告デザインなど、絵にかかわる仕事に幅広く携わっている。